仏教のわかる話

成城山耕雲寺

第8話 仏教の信仰について

豊かな人生を送るための仏教

仏教と言うとお釈迦様の教えである事は言うまでもありません。
世間では道徳や哲学等の硬い教え、又は故人に対する仏事、葬儀等の抹香臭い教えと思っている人が沢山おられる様ですが、それは大きな間違いなのです。
仏教が2500年前よりインドからアジア諸国に伝わってきたのは、仏教がただ理屈を説いているだけのものではなく、人間としてより豊かな人生を送っていく上にも生きた宗教として欠くべからずの教えがあるからなのです。

仏、法、僧の三宝(ブツ、ポウ、ソウのサンポウ)

生きた教えを説く仏教の基本は「仏、法、僧」の三宝を敬うことが正しい信仰といえます。

私どもはどこの寺院にお参りしても必ず御本尊様に手を合せて合掌します。この拝む心が「仏(ほとけ)」であって、亡くなった人の事だけを仏と言うのではありません。
お釈迦様をはじめとして阿弥陀如来、大日如来、観音菩薩等を「仏」とされているのです。

次に「法」というのはお釈迦様がお悟りを開かれて以後の尊い「説法(せっぽう)」等の内容を「真理(しんり)」と言いますが、お釈迦様は「説因者」ともいわれ、縁起を説き、人は必ず持ちつ持たれつでつながっているということでその教えを「法」として敬います。

三つ目の「僧」は私どもが仏事供養をする際に参列した人々を「僧伽(さんが)」(集まった人々の姿、つどいのちから)と言いその人々に対して「僧」として敬う心を言うのです。僧侶に対してもこの心が大切な事はいうまでもありません。

「仏、法、僧」の三宝としての三つの言葉がいつもひとつの信仰として集約されているのです。すなわち拝む心が仏教としての信仰なのです。

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