仏教のわかる話

成城山耕雲寺

第10話 涅槃(ねはん)


涅槃とは?

2月15日は、お釈迦様が入滅された日で、よく世間では「お涅槃会」と呼ばれています。この「涅槃」という言葉について、少しお話をさせて頂きます。

涅槃の意味

「涅槃」というと、お亡くなりになる事を意味すると思われがちですが、本当の意味は違います。仏教用語の梵語で「ニルバーナ」といい、辞書を引くと(火を吹き消す事)又は(吹き消された状態)の意で、即ち(煩悩を滅して苦がなくなった究極的な悟りの境地)と記されています。

涅槃の言葉の使い方

お釈迦様が入滅する時、ローソクの火が静かに消えていく様に亡くなられた事で「涅槃」という言葉を使用したとされ、当時はお釈迦様以外の人にはその言葉は用いておりませんでした。
出家をした僧侶には現在でも使われておりますが、一般の人が亡くなった時には現在でも「涅槃」とはいわないのです。 2月15日にお釈迦様が80歳で亡くなった事を「涅槃」と言われているのです。

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