仏教のわかる話

成城山耕雲寺

第11話 仏像の話


仏像の歴史

私共は日頃、仏閣に参拝すると必ず仏像に向って手を合わせますが、今回はその仏像についてお話をします。
人体をかたどった神像や悪魔をかたどった像は、お釈迦様が悟りを開かれて仏教の開祖となる以前から像としてあり、その頃は崇められてはいませんでした。

仏像が広がるまで

お釈迦様が、入滅されてしばらくしてお釈迦様の遺骨を祀った舎利塔や説法になぞられた法輪、悟りに関した菩提樹、仏足石(足跡を刻んだ石)が礼拝の対象となっていったのです。
その後、1世紀末頃になるとインド北部のガンダーラや中部のマトウラ、南部のアスラーヴァ等で、お釈迦様を超人間的な存在として崇拝する為に初めて釈迦像が作られ始めました。特にインド北部では、ギリシャの神像の影響を受けて、その表情も姿勢も人間に近いものとして造られたと言われています。そして「菩薩」と呼んでその釈迦像を礼拝したものです。

仏像彫刻

特に、4世紀頃のグブッダ王朝になると仏像彫刻として質、量ともにいろいろな仏像が造られるようになり、その後インドの仏像彫刻は急速に衰えましたが、西域を経て中国や日本に伝わり今日に至っています。
特に仏像は、釈迦像が多く見られますが、悟りの境地に入った崇高な釈迦の容貌や流麗な肉体、綿の衣のひだの姿などが、今日も1番好まれている要因ではないでしょうか。


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