仏教のわかる話

成城山耕雲寺

第19話 蓮華(れんげ)


蓮華(れんげ)とは?

蓮(はす)ともいい熱帯国であるインドでは至るところに咲き、花の香りが芳ばしく、その中でも一番大きな花が蓮華とされています。

この蓮華を台座として上に仏像が座しているのがよく見られますが、この蓮華は古くからインドの神話の中でヴィシュタ神のヘソから生じた蓮華の上に梵天(ブラーフマー)が座して宇宙一体を創造したと伝えられています。おそらくこの故事の影響を受けて後世のインドの仏師たちは、泥沼から生ずる蓮華が濁りに染まらぬ清い花を咲かすことから尊い仏像を作るのに蓮華の台が用いられたのです。

ガンダーラで作られた釈迦の仏像は、蓮台の上に立ち、別に吉祥天の像では蓮台上に座しているものもあります。いわゆる仏像の座蒲団ともいえるのです。


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