仏教のわかる話

成城山耕雲寺

第26話 写経について

写経はわが国に仏教が伝わって以来、書写されており白鳳2年(672年)に飛鳥の川原寺で一切経を書写したのが始まりとされている。
奈良時代には官設の写経所が設けられ、多くの経典が浄写された。
写経には目的が2つあり、仏教を拡めるため数多くの経典を浄写して人々に領(わか)つものと、願いや祈りをこめて浄写し、功徳を得るものとがある。

近年では仏教を拡めることよりも願いをこめて浄写するようになってきた。
写経をする心構(こころがまえ)は、昔より「一筆三礼」といわれる一字写しては仏に三礼し、自分の心に仏心を移すべきだといわれている。

経典の内容が理解できようとできまいと、心をこめて浄写する事により、経典のお教えの中に自分が入り込み、その真髄をつかむことが大切である。


 
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