仏教のわかる話

成城山耕雲寺

第37話 戒名(かいみょう)について(2)

戒名は前述(第37話戒名について(1))したように、ほとんどの人が亡くなったときに授与されますが、本来は生前中に真の仏教徒としての自覚をもち、正しい信仰心を深め、日々精進し、その名に恥じない人生を送るために頂く物です。

生前につけることを逆修(ぎゃくしゅう)といい、その字の通りの意味になります。
当初戒名は二文字だけでしたが、今日のように長い戒名になったのは、仏教に帰依してお寺を建立した人に対して、戒名の上に特別に貢献した意を重んじて院号をつけることによります。
その後自分の持っている雅号を加えたり、尊い人の名を一文字入れたり、その人の人柄、趣味、仕事に因んだ文字を入れたりし、次第に長くなり現在のような戒名が形づけられてきたのです。

本来は仏に帰依することを約束した人につけられる名前ですので生前に戒名を頂くのが本当だといえるのです。
戒名はいらない、俗名のままでいいという方もおりますが、先述した様に戒名のあることにより成仏の世界へ進んでいくものです。
是非正しい段階を経て頂くことが大切なのではないでしょうか。


 
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