仏教のわかる話

成城山耕雲寺

第61話 仏教(ぶっきょう)について

仏教とはお釈迦様が悟りを開かれて仏(ほとけ、覚者)となり、その教えを仏教というようになった。
ある時、仏になったお釈迦様はとりまく人々から、「あなたはどういうお方ですか」と尋ねられて、だまっていると「神様ですか」とか「天使ですか」と尋ねられても、ただ頭を横に振るばかりである。「では一体なに者ですか」と尋ねられた時、静かに、一言「私は目覚めている者である」と答えられたという。
自分と自分のまわりの世界がなんであるかに目覚めた人を仏といい、お釈迦様がはじめて仏になったのだ。この目覚めることを「悟る」ともいう。
仏教は、人間として「自分とその周囲のあるがままの姿を知らせ、その間に巻き起こる問題を適切に解決することを教えるもの」である。
時には自分の力や人の助けを借りても解決できない場合もある。こうした時に、我々人間ははじめて仏教に究極の救いと安心立命(あんじんりゅうみょう)を求めるのである。
このように仏教は仏になる教えとして、正しい真実の人間になることと、あたたかみの心をもつ人間になることを教えているのである。


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