仏教から生まれた日常の言葉

成城山耕雲寺

「悪魔」(あくま)

「愛」という字を分解すると、相手の「心」を「受」けると書きます。これは、相手の立場に立つ思いやりのことで、「敬」には、うやまう・つつしむという意味があり、「心の内に愛情をもって敬う」ということから、にこやかな親しみやすい、かわいらしさのことをいうようになりました。
仏教においては、仏さまの柔和な心と、慈愛にあふれた姿のことを「愛敬相」(あいぎょうそう)といい、この「愛敬」という言葉が一般的に使われるようになったものです。つまり、仏さまのように、心が柔和で、やさしく、ゆきとどいた心づかいが表れている人のことを「愛敬のある人」というのです。
昔から「男は度胸、女は愛敬」といわれますが、現在の世の中は、とかくギスギスした人間関係に陥りやすいものです。
愛敬は男性・女性にかかわらず、心がけたいことの一つです。

「ことばの旅」静岡県成道寺住職伊久美清智師、著より


 
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