仏教から生まれた日常の言葉

成城山耕雲寺

喝(かつ)

 怠けたり、たるんでいる者を激励することを「気合を入れる」とか「喝(活)を入れる」といい、強く叱られることを「一喝された」などといいます。また強い調子で他人の言動を説き破ることを「喝破する」といい、大声でどなりつけたり、叱りとばすことを「大喝を食わす」といっています。この「喝」は、中国の寺において修行者を叱ったり励ましたりするときに使われていたようです。
また、文字や言葉では言い表せない心の働きを「喝!」と叫んで示したりもします。他に「喝」のついた言葉としては「拍手喝采」「恐喝」などがあります。それにしても、現代の世相や権勢欲のうずまく政界などに対して一喝したいことが沢山ありますね。

静岡県成道寺 伊久美 清智師 著より


 
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