仏教から生まれた日常の言葉

成城山耕雲寺

祗園(ぎおん)

 「覚悟」ということばは、一般的には「覚悟の上の〇〇」「もはやこれまでと覚悟しろ」などと使われています。この場合は観念する、あきらめる、心の準備をするという意味があります。
「自覚」は、自分自身の置かれている状態や能力、使命などを認識するという意味で「自分の責任を自覚する」などと使われます。
しかし、「覚」も「悟」も「サトリ」と読むように、本来、「覚悟」には、迷いを去り、真実の道理をさとること。「自覚」は、自ら迷いを断ってさとりを開くという意味をもっています。
つまり、醜いさまざまな欲望、無用な腹立ち、正しい判断のできない愚かさといった迷いや呪縛から離れて、さわやかな、スカッとした心境に達することをいいます。

静岡県成道寺 伊久美 清智師 著より


 
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