仏教から生まれた日常の言葉

成城山耕雲寺

伽藍堂(がらんどう)

 からっぽで何もない状態のことを「中はガランドウだ」とか「ガラーンとしている」と言いますが、この言葉は「伽藍堂」が語源です。伽藍とは「僧伽藍」(そうぎゃらん)を略したもので、サンスクリット語(インド古語)の「サンガ」と「アーラーマ」の合成語「サンガーラーマ」を漢字に訳したものです。
「サンガ」は「和合」を意味し、「人々の集まり」、「仏教教団」のことで、「僧伽」と音訳しました。お坊さんのことを「僧」というのも、ここに由来しています。「アーラーマ」は「藍」と訳されているのですが、意味は「休息」または「休息の場所」のことです。「僧伽藍」とは、具体的には仏教寺院を指しているのです。
 寺院(伽藍)のお堂の中は、あまり物がなく広々とした感じになっているので、このような状態を「ガランドウ」というようになったものです。

静岡県成道寺 伊久美 清智師 著より


 
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