第20話 神仏に手を合わせる

手を合わせる事

神仏に手を合わせることは、神仏に心を向けるということです。自分自身の心の中の神仏ともっと大きな根源である神仏が交流するということです。

神仏との語らい

神仏に向っている時の私達は、なにも語らずとも、なにかが通じ合える安らぎ、すべてをまかせきり、自分でも驚くほど心が落ち着き、善い心になっていることに気が付きます。
競争社会に生きている私達は、闘争意識をかりたてて精一杯生きることを余儀なくされています。そのどこにも安らぎはありません。しかし神仏に向って手を合わせる事に競争心も警戒心もありません。

手を合わせることにより気持ちもすっきりし、やさしさに変わっていきます。そのために幸せを見い出すことが出来るのです。