/ 最終更新日時 : 2024年10月29日 takegami 仏教のわかる話 第90話 嫉妬深い弁天さま 近江の竹生島、安芸の宮島、大和の天川、陸前の金華山、相模の江の島の弁天さまを日本五弁天といい全国的に知られている。この天女は弁財天とも弁才天とも呼び、みな水辺にある。昔、サラスバティ河を神格化したインドの神が仏教にとり入 […]
/ 最終更新日時 : 2024年10月9日 takegami 仏教のわかる話 第89話 キリスト教と共通の儀式 仏教とキリスト教に共通した儀式といえば灌頂と洗礼があげられよう。ともに入信者の頭に聖水をそそぐ儀式である。インドではもともと国王の即位のときに、四大海の水を集め頭にそそぐならわしであったが、これが仏教にもとり入れられた。 […]
/ 最終更新日時 : 2024年8月29日 takegami 仏教のわかる話 第88話 「ボーン」となるから梵鐘? 鐘はもともと梵鐘や喚鐘といわれているが、これはなにも「ボーン」となるから梵鐘、「カーン」となるから喚鐘と名付けられたわけではない。 梵とはブラフマンというインド教の最高原理の音訳で、梵鐘とはインドから伝わった鐘という意味 […]
/ 最終更新日時 : 2024年8月24日 takegami 仏教のわかる話 第87話 仏教の讃美歌 讃美歌といえばキリスト教のそれを想い出すが、これはもともと神を讃美する歌であるから仏教では用いない。仏教では仏を讃える讃仏歌として古くは声明(しょうみょう)や御詠歌などがあり、最近では西洋音楽をとり入れた仏教讃歌がつくら […]
/ 最終更新日時 : 2024年8月24日 takegami 仏教のわかる話 第86話 神仏に手を合わせることの意味 神仏に心を向ける、ということは、自分自身のなかの神仏ともっと大きな根源である神仏とが交流する、ということです。もちろん、交流するといっても、目で見え、耳で聞こえる訳ではありません。しかし、なにも語らずとも、なにかが通じあ […]
/ 最終更新日時 : 2024年8月24日 takegami 仏教のわかる話 第85話 坊主頭になる理由 「テルテル坊主、テル坊主」とうたわれているように、僧侶は大抵頭を丸めている。宗教のめざすきよらかな境地にたどりつくには、心だけでなく身体もきよめなければならないとして、僧侶を含め聖職者は東西を問わず、頭髪や顔ひげを剃り落 […]
/ 最終更新日時 : 2024年8月24日 takegami 仏教のわかる話 第84話 甘茶の伝説 仏教の開祖釈迦の誕生を祝って、わが国では毎年四月八日に盛大な法会を行う。これを仏生会(ぶっしょうえ)、降誕会(ごうたんえ)、灌仏会(かんぶつえ)などとも呼び、一般には「花まつり」として知られている。この日には花で飾った御 […]
/ 最終更新日時 : 2024年8月24日 takegami 仏教のわかる話 第83話 権現さまは仮のすがた 権現とは、人びとを救うために権化や化身などといって、仏や菩薩が権(かり)の姿でこの世に神としてあらわれたことをいい、仏教がわが国でひろまる平安時代ごろから、土着の信仰と結びついた。この考え方を本地垂跡(ほんじすいじゃく) […]
/ 最終更新日時 : 2024年8月24日 takegami 仏教のわかる話 第82話 不動さまは反体制派 仏の中でも如来や菩薩は慈悲深い柔和な顔をしているのに、不動さまは焰髪の頭につきさすようなするどい眼つき、牙をむき出して武器で威嚇する。その忿怒の形相はすさまじく、みつめる人びとをふるえあがらせる。なぜこんな恰好をしている […]
/ 最終更新日時 : 2024年8月24日 takegami 仏教のわかる話 第81話 「地蔵買うた」四天王 四天王とは古くからインド人の間で須弥山(しゅみせん)という天上界にある大宇宙の四方の門を守護する神として信仰され、のちに仏教にとり入れられ、五世紀に書かれた『俱舎論』(ぐしゃろん)にくわしく説明されている。今日でも寺院の […]