/ 最終更新日時 : 2023年4月10日 takegami 仏教のわかる話 第74話 お釈迦さまの誕生日 セナールという学者は、「釈迦はインドの太陽神話に出てくる架空の人物だ」と『仏陀の伝説』の中で述べているが、仏教の開祖である釈迦は実在の人物でない、という意見がかつてあったことは事実である。 しかし、一八九七年にペッペがネ […]
/ 最終更新日時 : 2023年2月27日 takegami 仏教のわかる話 第73話 仏法僧の三宝 わが国の代表的人物である聖徳太子は、七世紀に『十七条憲法』を発布し、その第二条に「篤く三宝を敬え、三宝とは仏法僧なり」と記し、三宝を敬うことによってわが国を正しく治めようとした。「仏法僧」というと、おそらく鳥の名前だろう […]
/ 最終更新日時 : 2023年1月30日 takegami 仏教のわかる話 第72話 香典返しのしきたり 香典はもともと、故人の菩提をとむらうために仏前にたむける香の代わりで、遺族を助ける意味もあり、お返しする性質のものではない。しかし、仏弟子が師匠から遺具の形見分けを貰うように、お返しをすることが故人の供養になるところから […]
/ 最終更新日時 : 2023年4月10日 takegami 仏教のわかる話 第71話 仏さまの分類法 仏教では沢山の仏が語られ、多くの種類の仏像がつくられているが、一体、それぞれの仏は別個なものか、それとも同じものなのだろうか? これを分かりやすく説明するために、仏教では仏を法身仏(ほっしんぶつ)、応身仏(おうじんぶつ) […]
/ 最終更新日時 : 2023年4月10日 takegami 仏教のわかる話 第70話 千手(せんじゅ)観音の手は何本? 千手観音は、グロテスクのかたまりだ、というひともいるが、とんでもない。われわれのあらゆる苦しみや悩みを引きうけて下さる忙しい観音さまである。読んで字の如く、正式には種々な持物をもっている。斧のほしい人には斧を、矢のほしい […]
/ 最終更新日時 : 2023年4月10日 takegami 仏教のわかる話 第69話 薬師如来は万能の名医 薬師如来は別名、瑠璃光如来とも大医王如来とも呼ばれ、七宝からなる浄瑠璃浄土に住む仏である。邦楽の浄瑠璃の名もここからとった。奈良時代以来盛んに信仰され、元興寺、興福寺、唐招提寺などではこぞってこの仏をまつり、薬師寺も天武 […]
/ 最終更新日時 : 2022年10月6日 takegami 仏教のわかる話 第68話 仏像の「JIS規格」 ギリシアの彫像は自由奔放につくられて写実的であるが、同じギリシアの影響を受けてつくられた仏像は人間ばなれしている。 そもそも仏像のもとである釈迦像は、釈迦が入滅してから弟子たちに思慕の念が高まり、釈迦を超人間的な人物とし […]
/ 最終更新日時 : 2019年5月12日 takegami 仏教のわかる話 第67話 扇子(せんす)とお経の関係 扇子というと現在では涼をとるために使われたり、和服の時に身装をととのえる一環として用いる場合が多い。 この扇子は従来、わが国では、神官の持つ笏(しゃく)を重ねたものといわれているが、インドや中国の古い経本はみな横長 […]
/ 最終更新日時 : 2019年5月12日 takegami 仏教のわかる話 第66話 なぜ、ほとけさまに供花(きょうか)、食物等をささげるのか お花を供えるのは、見る人の心をなごませ、ほとけ自身を荘厳すると共に、それを眺める自分をも満足させられる。 また、ほとけさまでなく、こちら側を向けてささげるのは、ほとけさまにささげること自体が自分にささげていることになり […]
/ 最終更新日時 : 2019年5月12日 takegami 仏教のわかる話 第65話 葬儀式は生存者のために行う ここ数年故人のために葬儀を執り行わないことがふえている。 いわゆる葬儀無用論が叫ばれているのである。 特に亡くなると火葬場で荼毘(だび)のみ行って、遺骨は海、山に散骨をする。 又、最近では通夜を行わず1日のみの直葬(じき […]