/ 最終更新日時 : 2019年5月12日 takegami 仏教から生まれた日常の言葉 第69話 所得(しょとく) 一九六〇年代半ば、「所得倍増、私はうそは申しません」と言った首相がいました。日本は高度成長時代に入り、多くの人の夢と希望がかきたてられ、物資の出まわりがよくなり、外貨残高は急増、円の実力は上がっていきました。「所得倍増 […]
/ 最終更新日時 : 2019年5月12日 takegami 仏教から生まれた日常の言葉 第68話 所詮(しょせん) 「所詮かなわぬ恋ならば…」「所詮男の行く道は…」などと歌謡曲に使われそうな「所詮」と言う言葉は、「能詮(のうせん)」と対になっている仏教語です。能詮は、もとはインド・サンスクリット語から 漢字に訳されたもので、「いいあ […]
/ 最終更新日時 : 2019年5月12日 takegami 仏教から生まれた日常の言葉 第67話 上品・下品(じょうひん・げひん) 一般に、言葉づかいや動作が、あかぬけてしっかりしている人のことを「上品な人」といい、その反対に粗雑な言動の人を「下品な人」といいます。この語の起源となった仏教では「品」 をヒンとは読まずにボンまたはホンと読み、上品はジ […]
/ 最終更新日時 : 2019年5月12日 takegami 仏教から生まれた日常の言葉 第66話 精進(しょうじん) この言葉は、一般には二つの意味で用いられています。 手紙に「ご精進のほどお祈り申し上げます」と書いてあれば「精進」は「一心につとめ励むこと」の意味をもちます。 また「精進料理」といえば、材料に肉や魚を使わない料理のこと […]
/ 最終更新日時 : 2019年5月12日 takegami 仏教から生まれた日常の言葉 第65話 正直(しょうじき) 嘘やごまかしのないこと、素直で正しいこと、として使われている「正直」という言葉があります。 この語は「方正質直」(ほうしょうしつじき)を略したもので、二字目と四字目を結んで、正直となりました。「方正」は、正しくしっか […]
/ 最終更新日時 : 2019年5月12日 takegami 仏教から生まれた日常の言葉 第64話 出世(しゅっせ) 「彼もいよいよ部長になった。たいそう出世したものだ。」 「同級生では出世頭だ。」と使っている『出世』という言葉は、ほめ言葉のひとつとして使われ、世の中に出て立派な地位、身分になることを意味しています。本来は、人々を救う […]
/ 最終更新日時 : 2019年5月12日 takegami 仏教から生まれた日常の言葉 第63話 舎利(しゃり) お寿司屋さんでニギリにつかう米のご飯のことをシャリといいます。また、昔は米は非常に高価で、一般庶民の口にはなかなか入りませんでした。たまに白米のご飯にあり つけると「銀シャリ」といって、その光沢に感激したといわれていま […]
/ 最終更新日時 : 2024年8月24日 takegami 仏教から生まれた日常の言葉 第62話 娑婆(しゃば) 『娑婆』はインドの古語サンスクリット語の『サハー』をそのまま音訳したもので、娑婆という漢字そのものには何の意味もありません。私たちが住んでいるこの世の中、現実の世界のことです。『サハー』には、「堪え忍ぶ」という意味と「大 […]
/ 最終更新日時 : 2019年5月12日 takegami 仏教から生まれた日常の言葉 第61話 邪険(じゃけん) のけ者にされたり、意地悪をされたりすることを「邪険にされる」といいますが、本来は「邪見」と書き、邪(よこしま)な見方で、間違った見方・考え方のことです。世の中の現象はすべて原因が あって結果が生じます。原因がない結果な […]
/ 最終更新日時 : 2019年5月12日 takegami 仏教から生まれた日常の言葉 第60話 慈悲(じひ) 映画やテレビの時代劇などに「お慈悲を」とか「無慈悲な」または「慈悲は受けぬ」などというせりふがよく使われます。 「おなさけ」「あわれみ」「おめぐみ」の意味に用いられ、「安っぽいあわれみの情」という響きをもっています。し […]