/ 最終更新日時 : 2019年5月12日 takegami 仏教のわかる話 第66話 なぜ、ほとけさまに供花(きょうか)、食物等をささげるのか お花を供えるのは、見る人の心をなごませ、ほとけ自身を荘厳すると共に、それを眺める自分をも満足させられる。 また、ほとけさまでなく、こちら側を向けてささげるのは、ほとけさまにささげること自体が自分にささげていることになり […]
/ 最終更新日時 : 2019年5月12日 takegami 仏教のわかる話 第65話 葬儀式は生存者のために行う ここ数年故人のために葬儀を執り行わないことがふえている。 いわゆる葬儀無用論が叫ばれているのである。 特に亡くなると火葬場で荼毘(だび)のみ行って、遺骨は海、山に散骨をする。 又、最近では通夜を行わず1日のみの直葬(じき […]
/ 最終更新日時 : 2019年5月12日 takegami 仏教のわかる話 第64話 四国金比羅(こんぴら)さまについて 香川県讃岐にある金比羅といえば、海上保護の守護神として名前が通っていますが、正式には象頭山(ぞうとうざん)金比羅大権現(こんぴらだいごんげん)と呼ばれている。 金比羅のそもそもの意味は梵語で「クンピーラ」というワニで、お […]
/ 最終更新日時 : 2019年5月12日 takegami 仏教のわかる話 第63話 阿弥陀如来について 阿弥陀如来の由来とは、「かくの如く来る」という梵語の「タターガタ」を漢訳したもので、釈迦如来や阿弥陀如来というように、真理(如)に至り、それに従ってこの世に現れ真理を示す最高の仏であるといわれている。(以前にも掲載済み […]
/ 最終更新日時 : 2019年5月12日 takegami 仏教のわかる話 第62話 僧侶とは 僧侶とはもともと仏教の教えに帰依する人々の集まりを表し、梵語では「僧伽(サンガ)」と言っている。 のちに仏門に入り、出家得度をした人を僧侶と呼ぶようになった。 私共は一般の方から僧侶と接する時、何と呼んだらよいのですかと […]
/ 最終更新日時 : 2019年5月12日 takegami 仏教のわかる話 第61話 仏教(ぶっきょう)について 仏教とはお釈迦様が悟りを開かれて仏(ほとけ、覚者)となり、その教えを仏教というようになった。 ある時、仏になったお釈迦様はとりまく人々から、「あなたはどういうお方ですか」と尋ねられて、だまっていると「神様ですか」とか「天 […]
/ 最終更新日時 : 2019年5月12日 takegami 仏教のわかる話 第60話 祗園(ぎおん)について 古典文学「平家物語」の冒頭に「祇園精舎の鐘の声 諸行無常のひびきあり・・・」と述べられている祇園精舎(ぎおんしょうじゃ)とは、二千五百有余年前お釈迦様在世当時、インド北部に実在する仏教の聖地である。 ユーサラ国の祇多(ぎ […]
/ 最終更新日時 : 2019年5月12日 takegami 仏教のわかる話 第59話 六曜(ろくよう)について 暦を見ると数字の横に先勝、友引、先負、仏滅、大安、赤口の六曜が記されています。 この六曜は足利時代の末期に中国のいわれとして、六仁時課(ろくじんじき)という時刻の吉凶占い(きっきょううらない)をさし、江戸時代に日に転じて […]
/ 最終更新日時 : 2019年5月12日 takegami 仏教のわかる話 第58話 太鼓(たいこ)について 太鼓というと、お祭りの時にドンドンと鳴らされることが多いのですが、古代インドの奏楽として用いられたのが始まりといわれ、中国では1日の時報告知にされていたといわれています。 日本では、『華厳経』の中に「正法の鼓をうち、十方 […]
/ 最終更新日時 : 2019年5月12日 takegami 仏教のわかる話 第57話 お香(こう)について(2) 前回は焼香について述べましたが、今回はお線香について述べます。 お線香は抹香を松脂や糊で固めて棒状にしたものです。 中国では線香の突端にだけ香を固めて使用しておりました。 日本では江戸時代の中頃に五島一宮が中国からお線香 […]