/ 最終更新日時 : 2023年4月10日 takegami 仏教のわかる話 第70話 千手(せんじゅ)観音の手は何本? 千手観音は、グロテスクのかたまりだ、というひともいるが、とんでもない。われわれのあらゆる苦しみや悩みを引きうけて下さる忙しい観音さまである。読んで字の如く、正式には種々な持物をもっている。斧のほしい人には斧を、矢のほしい […]
/ 最終更新日時 : 2023年4月10日 takegami 仏教のわかる話 第69話 薬師如来は万能の名医 薬師如来は別名、瑠璃光如来とも大医王如来とも呼ばれ、七宝からなる浄瑠璃浄土に住む仏である。邦楽の浄瑠璃の名もここからとった。奈良時代以来盛んに信仰され、元興寺、興福寺、唐招提寺などではこぞってこの仏をまつり、薬師寺も天武 […]
/ 最終更新日時 : 2022年10月6日 takegami 仏教のわかる話 第68話 仏像の「JIS規格」 ギリシアの彫像は自由奔放につくられて写実的であるが、同じギリシアの影響を受けてつくられた仏像は人間ばなれしている。 そもそも仏像のもとである釈迦像は、釈迦が入滅してから弟子たちに思慕の念が高まり、釈迦を超人間的な人物とし […]
/ 最終更新日時 : 2019年5月12日 takegami 仏教のわかる話 第67話 扇子(せんす)とお経の関係 扇子というと現在では涼をとるために使われたり、和服の時に身装をととのえる一環として用いる場合が多い。 この扇子は従来、わが国では、神官の持つ笏(しゃく)を重ねたものといわれているが、インドや中国の古い経本はみな横長 […]
/ 最終更新日時 : 2019年5月12日 takegami 仏教のわかる話 第66話 なぜ、ほとけさまに供花(きょうか)、食物等をささげるのか お花を供えるのは、見る人の心をなごませ、ほとけ自身を荘厳すると共に、それを眺める自分をも満足させられる。 また、ほとけさまでなく、こちら側を向けてささげるのは、ほとけさまにささげること自体が自分にささげていることになり […]
/ 最終更新日時 : 2019年5月12日 takegami 仏教のわかる話 第65話 葬儀式は生存者のために行う ここ数年故人のために葬儀を執り行わないことがふえている。 いわゆる葬儀無用論が叫ばれているのである。 特に亡くなると火葬場で荼毘(だび)のみ行って、遺骨は海、山に散骨をする。 又、最近では通夜を行わず1日のみの直葬(じき […]
/ 最終更新日時 : 2019年5月12日 takegami 仏教のわかる話 第64話 四国金比羅(こんぴら)さまについて 香川県讃岐にある金比羅といえば、海上保護の守護神として名前が通っていますが、正式には象頭山(ぞうとうざん)金比羅大権現(こんぴらだいごんげん)と呼ばれている。 金比羅のそもそもの意味は梵語で「クンピーラ」というワニで、お […]
/ 最終更新日時 : 2019年5月12日 takegami 仏教のわかる話 第63話 阿弥陀如来について 阿弥陀如来の由来とは、「かくの如く来る」という梵語の「タターガタ」を漢訳したもので、釈迦如来や阿弥陀如来というように、真理(如)に至り、それに従ってこの世に現れ真理を示す最高の仏であるといわれている。(以前にも掲載済み […]
/ 最終更新日時 : 2019年5月12日 takegami 仏教のわかる話 第62話 僧侶とは 僧侶とはもともと仏教の教えに帰依する人々の集まりを表し、梵語では「僧伽(サンガ)」と言っている。 のちに仏門に入り、出家得度をした人を僧侶と呼ぶようになった。 私共は一般の方から僧侶と接する時、何と呼んだらよいのですかと […]
/ 最終更新日時 : 2019年5月12日 takegami 仏教のわかる話 第61話 仏教(ぶっきょう)について 仏教とはお釈迦様が悟りを開かれて仏(ほとけ、覚者)となり、その教えを仏教というようになった。 ある時、仏になったお釈迦様はとりまく人々から、「あなたはどういうお方ですか」と尋ねられて、だまっていると「神様ですか」とか「天 […]